
第14回本公演ミュージカル「辺獄に花立つ」《初演版》
2023年10月13日(金)-15日(日)
TACCS1179
脚本・演出 ヤマケイ
音楽 橋本かおる
■■ 冒頭13分公開中! ■■
https://youtu.be/8hDUq6D9Kxk
※DVD映像ではありません
大正時代の詩人・立花潮を研究する文学者、森貴彦。ある日辺獄に迷い込んだ彼は、人の世と辺獄にたゆたう者、松月と出会う。
貴彦の前で松月が明かす真実。これまで男性だと思われていた詩人立花潮は、実は女性だったのだ ──
大正時代に生きた女性、斉藤潮。
創作の世界で奔放に生きた男性、立花潮。
現実と創作、二つの世界に生きた二人の潮。
それぞれの世界が交錯し、
やがてひとつの魂となって混ざり合う。
女性の声が及ばない時代の中で、白舟雪路や折川千枝子らによって創刊された文芸雑誌「青嵐」と女性解放運動。潮の姑タツとの確執。女性の斉藤潮と共に紡績工場で働く、労働者の相良美鶴。
一方で男性の立花潮は、辰巳芸者であった姉・祥子と暮らしながら、編集者で友人の榎本譲一郎によって詩の才能を見出される。そして新人作家の時任祐市が向ける、羨望と嫉妬。脳に抱えた疾患。
ふたつの世界を繋ぐ、生まれなかった潮の妹・ミヨ。
華やかなりし大正時代。 それは、未来への希望と過去の傷がひずみとなって生み出した、光と影の時代。いまだぬかるむ泥濘の中に、それでも花と立つ人々を描き出す、オリジナルミュージカル。
【出演】
斉藤潮(女) ………… しひろ
斉藤タツ ……………… ヤヤ
白舟雪路 ……………… ジュン
折川千枝子 …………… まなむ《第一幕》
相良美鶴 ……………… ひかり(096k熊本歌劇団 佛田ひかり)
立花潮(男) ………… しひろ
榎本譲一郎 …………… みき
立花祥子 ……………… マナ
時任祐市 ……………… まなむ《第二幕》
松月 …………………… ずぅ
森貴彦 ………………… 文音
ミヨ …………………… 雪乃(特別出演)
【スタッフ】
脚本・演出・詩 ヤマケイ
作曲・ピアノ演奏(収録) 橋本かおる
編曲 石黒秀/ハラヨシヒロ/山下永眞
舞台監督 HiRoE
照明 加島茜
音響プラン 井出三知夫
音響オペ 吉田望(ORANGE COYOTE)
美術 松澤貴代
衣裳 佐久間のぞみ
振付 マナ/雪乃/ジュン
歌唱指導 みき
メイキング映像撮影 池田涼(415)
舞台写真 粕谷沙織(かすや舞台記録)
制作 川井麻貴(SEABOSE)